
ショコラの会に参加してきました。今回のテーマは「パトリックロジェ」。
「パトリックロジェ」について
パリ南部郊外、Sceaux(ソー)という街でスタートしたショコラトリー。今ではパリ市内に何店舗もお店を構えるほどのお店になっています。
パトリックロジェのショコラは、まさに“衝撃”。ロジェは、プラリネの魔術師や味の彫刻家と言われることも。味への拘りも相当なもので、アーモンドに至っては、プロバンスに自家農園まで作り、すべて納得のいく素材だけを使いショコラを作っているそうです。

今回味わったショコラは4種。ショコラコーディネーターのおすすめです。
カフェの個室を利用した会だったのですが、私はドリンク(泡)をチョイス


「カトマンドゥ」
ビターガナッシュのカカオの苦みと香りに、上品なジャスミンの花の香り。ガナッシュ自体は繊細な味わいながら、後から鼻を抜けるジャスミンの香り、その余韻が長いショコラでした。

「バルパライソ」
ガナッシュにライムの酸味が効いたボンボンショコラ。4種の中でダントツ好きだったショコラ。食べる前からの想像通り、やっぱり私はこういうショコラが好きなんだなぁと実感。パリのお店では今一番売れているショコラです。

「アンスタン」
自家農園のアーモンドを使ったプラリネ。ロジェの代表作。先日某番組でMコさんが召し上がっていたショコラです。私も偶然見ていたのですが、確かにあれは実に美味しそうに見えました。濃厚なプラリネと香ばしいアーモンドの香りが上質なショコラです。

「アマゾン」
極限まで薄くしたドーム型のショコラ。このタイプのショコラはロジェのお得意。あまりにも薄いので割れやすく、ロスが多いショコラでもあります。でもそれだけ味を追及している拘りを感じます。
緑色が鮮やか!ぱりっと割ると、ライム+キャラメルがとろりと流れ出てきます。ライムの酸味とキャラメルの甘みがまず味わえるのですが、その後キャラメル特有の苦みが追いかけてきて、その展開が楽しいショコラでした。

こちらは自宅用に購入したもの。

「バヌアツ」
バニラの風味を感じるビターガナッシュのボンボンショコラ。という説明でしたが、そこまでバニラ香はしませんでした。それだけ繊細な嫌みのないショコラでした。

「アレゴリ」
ごつごつしたビジュアルは、自家焙煎したアーモンドやオレンジピール、レーズンなど。これは美味しかった!アーモンド自体の香ばしさもさることながら、カリッカリッとした歯ごたえが小気味よく、酸味のあるタイプのチョコレートでコーティングされて味のバランスが最高でした。
実はアーモンドってあまり好きではないのですが、これなら何個も口に運びたい!高くて出来ないけど(汗)

「デリー」
生クリームを使わないガナッシュ。レモンとバジルがカツンと香る個性的なショコラです。確かにこれは“衝撃”を受ける逸品だと思います♪
今年は百貨店の催事に行けるか分からないな〜と思い始めていたので、楽しい会に参加できて良かったです。今後少しずつ美味しいショコラに出会えれば嬉しいです

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