さて、フランス紀行も最終章となりました。
シャンパーニュではワイナリーの見学のほか、上の写真のような古いスタイルの圧搾を見学することもできました。葡萄を樽の中に入れてぎゅー、ぎゅー。
糖度を計って、絞ったばかりの葡萄ジュースで乾杯しました。なんて美味しいの!!
最後のディナーは、シャンパンパーティーに出席。
サラダの上にはベーコン。
Aile de raie
エイヒレの和訳で合っているのでしょうか。フランスのお魚料理として定番なんだとか。香りが独特なので苦手な人も多く、事実同席者の中にもダメだという方がいらっしゃいました。
ケイパーやクルトンなどで酸味よく仕上げてあったこともあって、私は美味しく頂きました。
肉料理は鴨。付けあわせにじゃがいもがごろごろ〜っとしていました。
すごいボリュームでした!
mirabelles
プラムのタルトはバニラのアイスを添えて。
食べて飲んで歌って踊って…、素晴らしいディナーでした。シャンパーニュの方々の笑顔が脳裏に焼き付いて離れません。
学生時代パリを中心に廻った観光旅行は、美術館を中心にしたもので、それも楽しいものでしたが、今回はいわば田舎、村ばかりを巡ったもの。フランスという土地が育んだ食文化の一端を感じることができたとともに、そこに携わる人々と触れ合うことができたのは、私にとって大いなる財産となりました。フランス語が全く分からない私ですが、そんな経験ができたのもご一緒くださった方々のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです。
最後になりました。
このフランス紀行の記事を更新している間に起こってしまった悲報につきまして。
被害に遭われた方、またその関係者様に、心よりお悔やみ申し上げます。

エペルネーでは「I’hotel Les Berceaux」というホテルに宿泊しました。
連泊したのですが、1泊目のディナーはこちらのレストランで。
渦巻きクッキー(笑)みたいなのからスタート!

この日のディナーはハードなスケジュールをこなしていたため、結構皆様ぐったり(苦笑)なるべく軽めのものを選びたい…そんな気持ち。



セップ茸がテリーヌように寄せてあって、ソテーしてありました。
ごそっと入っていて贅沢。美味しいー、嬉しかったです♪林檎と合わせていただきました。



ブルーオマール、魚料理(何のお魚だったかな?)、ラムチョップを、それぞれメインで選びました。
私はオマールにしました。ちょっと火が通りすぎていて硬かった〜。


洋梨のコンポートで〆でした。
あ、某氏はお部屋で召し上がっていましたね♪
ごちそうさまでした。
お部屋に戻ってすぐに寝られるのは利点ですね、おやすみなさい〜。
さて、ついにシャンパーニュエリアに突入しました。フランス紀行も終盤戦!
シャンパーニュといえばランスが有名ですが、今回はエペルネーに宿泊しました。
シャンパーニュ畑の中央にあたり、大手のメゾンがひしめく地点。シャンパーニュの首都ともいわれるエペルネーです。
エペルネーの駅前にノートルダム教会があります。
運よく中へ入ることができました。
私も蝋燭を灯させていただきました。
聖母マリアと薔薇。薔薇がこぼれているかのような彫刻。
そして美しいピンクローズが供えられていました。
エペルネーの街をぶらぶら。ブーランジェリーやパティスリーによってお土産を買いました。偶然入ったパティスリー「PATISSERIE DALLET」はRelais-Dessertsにも選ばれている有名店でした♪
ランチに入ろうと思ってやめたお店(笑)ぐいぐい客引きされて、びびってしまった私。
目の前にあったお洒落なお店にどんどん人が入っていくのを見て、こちらのお店に決めちゃいました。「LE FAUBOURG」というイマドキなお洒落なお店でした。
この日の夜がガッツリ予定だったので、ランチは軽くにしたんでした。
珍しくアルコールもなしだったしね!
エペルネー、素敵な街でした。また行ってみたい。
そうそう。途中車で寄ったスーパーの茸売り場がワクワクしました!さすがおフランスだ〜。
わぉ、ゴージャス!!
ブルゴーニュ、ムルソーの最後の夜、お世話になったワイナリーのご夫婦と一緒にディナーへ。
「Chateau de Citeaux La Cueillette」という19世紀のシャトーを利用したホテルレストランへ行きました。周りは葡萄畑に囲まれています。
今回の旅行は、いわば金魚の〇状態だったので(爆)、どんなレストランへ行くのか分からぬまま付いて行った訳で…、こちらへ着いた時が一番びっくりぽん☆でした。
アミューズはグジェールなど。今回のフランス旅でいっぱい食べました♪
シャンピニオンのスープと生ハム。
メインは皆さんそれぞれ選びました。私は帆立のグリル。林檎と一緒に頂きました。
お連れ様は、ブルゴーニュといえば、ということで「ブフ・ブルギニョン」を選んでおりました。
デセールとして、フロマージュ、ショコラのケーキ、林檎のタルト(栗のペースト・アイスと共に)をそれぞれが選びました。
こちらのレストラン、こんなに豪華で美しいのに、お料理は案外素朴というか…(苦笑)
がっつりのボリュームでした。
DRC VOSNE-ROMANEE 1er CRU
1erは珍しいです〜。中には、あの畑やこの畑が入ってるのかなぁと思いを馳せながら飲むことができるワインです。
最後、サプライズいただきました!!
なんとちょっとしたお祝いをしていただいたのですが、なんと店内で花火!!
よくケーキの上に差してある花火(?)を見かけますが、あんなもんじゃない。この高い天井だから成しうる業だと思うほどの派手なやつです。
とても楽しい夕べでした。最高級ー!!!
ご多聞に漏れず、私も大好きな場所へ。
観る人が見たら、どこの畑が分かるかな♪
畑を観に行って喜ぶ我々。普通じゃないのかな(笑)
このブログではwinery見学の話題は書かないことにしますが、本当沢山のwineryさんにお邪魔しました。樽に入ったばかりの2015年のワインから、瓶詰めされた2014年のもの、更には自分たちの生まれ年のワインまで!!
搾りたてのワインを飲み比べするなんてめったにない機会なので、とても興味深く楽しかったです。
しかし造り方によってこうも味が違うものか…。
何年?
何年?
デギュスタシオン。最初は勿体なくて飲んでたけど、すぐに無謀だと気付く私。
でも上のようなワインはぐびぐびー